レモンバーベナかんたんハーブ作りとっぷページ レモンバーベナ 熱帯が原産のハーブティーの女王と呼ばれるハーブで、 和名の香水木(コウスイボク)とは、レモンバーベナの精油が香水の原料となることが語源になっています。 桜が終る頃、一斉に芽吹き出し、初夏の生長は、すさまじいハーブだと思います。 葉の先がとがった細長い形が特徴で、小さな白っぽい花をたくさん咲かせます。 レモンよりもさわやかな香りを持っていますので、 レモンの代わりに料理やデザートに使うことが出来ます。 シトリオドラ【citriodora】種とは、レモンのような芳香を持っている植物につけられるようで、アオモジや、レモンユーカリの学名にもなっています。 別名:レモンバービナ 和名:コウスイボク(香水木)・ボウシュウボク(防臭木) クマツヅラ科/イワダレソウ属/低木 開花の時期 6~10月頃 我が家では、秋に花をつけることが多いです。 挿し木の時期 4~5月・7~8月頃 種子が付きにくいとされる植物なので、挿し木で増やすのが一般的です。 10cmほどに枝をカットし、先端に葉を2~3枚残して挿し木し、根が張るまではマメに水やりを行います。 ちなみに、私の成功率はとても低いです。 水やり・肥料 アルカリ質土質を好みますので、土を中和させてから植付けするといいと思います。 バラまくタイプの石灰が簡単なので、私はこれを使っています。 乾燥気味に育てるのがいいと思います。 肥料は、薄めた液体肥料と、置き肥を春と秋に与えています。 注意点 ちょっと剪定をさぼると枝が伸びて場所を取ります。 ドライで保存できますので、収穫を兼ねて剪定はマメに行った方がよさそうです。 耐寒性がないので越冬に備えて、短く刈り込みをし、 マルチングしたり、室内に取り込などして防寒の工夫がいるかもしれません。 関西では、冬には枯れるもの屋外で越冬します。 株を太らせる為には、生長時期の肥料切れには注意します。 日当たりを好みますので、太陽のよく当る場所に植え付けるといいと思います。 利用・効能 生でも、乾燥させても使えるハーブで、 料理・お菓子の香りづけ・ティー・ポプリ・サシェ・バスや香料として利用します。 胃腸の調整・消化促進作用・神経緊張の緩和作用があるといわれてます。 害虫と病気 アブラムシの発生があった場合は、虫のついた枝や、葉をカットするだけでも駆除になりますので、早目に対処すれば薬品を使うこと無く被害は広がりません。 |